胡弓奏者・木場大輔の日々の出来事を、思いつくままに綴ります。
 
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飲んべえ必修!酒の徳を讃えた名曲「笹の露」
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    年も改まり、バタバタしているうちにあっという間に一月も半月をすぎてしまいました。こんな私ですが、本年も皆様よろしくお願い致します。
    年始は淡路島に帰省したり、演奏したり作曲したり、大きめの仕事机と椅子を購入、模様替えしたりと、慌ただしく過ごしておりました。

    中でも一番時間を費やした作業が、古典地歌の名曲「笹の露」の、胡弓手付です。つまりは、胡弓パートの作曲です。

    笹の露は、酒の別名で、酒の徳を讃えた内容の歌詞になっています。それも古今東西の酒に関わる故事を、飲兵衛の理屈でちょっと都合良く強引に解釈して、だから酒って素晴らしいでしょ、さあもっと飲みなさい、というようなところにクスっとなる曲です。今も昔も飲んべえは変わらないんだなあーと妙に納得してしまいます。
    この「笹の露」は、三味線弾き歌いのスタイルを基本に、箏との二重奏で、「さしつさされつ」かけ合いを聴かせるスタイルで演奏されることが多いのですが、尺八入りの三曲合奏スタイルでもよく取り上げられます。でも胡弓での演奏機会はあまり多くないようで、胡弓のパートが伝わってない派も多いのではと思います。
    三味線と箏でさしつさされつの酒も良いけれど、美味い酒は三人で飲んでも美味いはず!と、胡弓でも参加できるよう、空き時間にチョコチョコと手付(パートの作曲)にとりかかること、数ヶ月。一回演奏するだけで20分ぐらいかかる、そこそこ大曲なので思っていたよりも時間がかかってしまいましたが、このほどようやく完成しました。

    そしてこの度、2月2日に師匠の原一男師と京都で開催する会で、この胡弓入りバージョン「笹の露」をお披露目いたします。入場無料です。
    ゲスト演奏に七絃琴の第一人者、伏見无家氏をお招きします。こちらも貴重な機会、見逃せませんよ。



    第四回 関西地区 三曲いとうた会
    2月2日(日)
    13時開演(12:40開場)17時頃終演予定
    会場:ちおん舎
    京都市中京区衣棚三条上る突抜町126
    主催:絃詩会・絹擦会
    客演:伏見无家(古琴独奏)
    入場無料

    うちの門下生たちも出演します。皆様のご来場、お待ちしています。
    【2014.01.16 Thursday 13:49】 author : KIBA
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